世界全体に投資するのが一番分散が効いている
一番シェアが多い米国でも55%です。日本は8%です。
日本株だけへの投資はリスクがあります。
世界全体に投資するETF、投信があります。
ドルからだとVT、日本円からだと楽天全世界とかスリムオールカントリーです。
年間経費はそれぞれ0.09%0.23%、0.13%とリーズナブルです。
私が世界ではなく米国株を選択している理由
しかし私は積立は米国S&Pインデックス投信にしています。
VOOです。日本円からだと楽天全米とかスリム米国S&P500
年間経費はそれぞれ0.03%0.17%0.16%とこれも格安。
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私が米国にしている理由は
1 ここ5,6年ではリスクが全世界よりも小さく
2 リターンがいいいと思うからです。
A 米国のリスクは全世界よりも小さいと思う理由
1 量の拡大が限界に来ている
世界的に需要を供給を上回り半導体、鉄鋼、セメントなどで供給過剰です。
公共投資の余力も小さいです。
中国のように汎用品の量による経済は来る景気後退では大きな影響を受けます。
2 貿易依存度が米国は小さい
貿易依存度は世界平均の43%に対して米国は20%と低いです。
対してドイツの70%などEU諸国は高いです。日本は27%。中国は33%。韓国は67%。
♣貿易依存度:貿易額÷GDP
世界の貿易が低迷する中で貿易依存度が高いほど悪影響が大きいです。
3 金融政策の余地が大きい
現在のFF金利は2.0%~2.25%で他国よりも緩和の余地があります。
対して日本やドイツは金利がマイナスで金利面では下げる余地がありません。
また新興国では金利を下げると通貨下落で資金流出の恐れとドル建て債務が膨張するマイナスがあります。
4 産業構造の転換が一番進んでいる
コモディティ→高付加価値製品
形あるもの→形のないサービス
が進んでいます。
ハイテクのサービスはモノよりも景気後退の影響が少ないです。
在庫や設備や人員の過剰も小さいです。
5 ハイテクを利用したコスト削減が一番進んでいる
クラウドを利用したバックオフィッス、経理、人事、労務管理、営業などの省力化、人員削減、経費削減が米大企業を中心に進んでいます。
削減効果は会社の規模が大きいほど大きいので大企業が有利です。
売上が伸びなくても経費削減が進めば業績は改善します。
またそれらを提供する企業群も伸びています。
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B リターンは過去は上回っている→今後も続きそうだ。
過去5年のリターンを比べました。
上から米国S&P500のVOO、世界全体のVT、米国以外のVEU、新興国のVWOです
5年間での上昇率は米国VOOの46%VT全世界の18%米国以外VEUの▼6.5%新興国VWOの▼11%です。
この5年では世界の株式は米国以外はマイナスです。
米国のプラスが大きくマイナスを打ち消して全世界ではプラスになっています。
これは大きな流れで転換が起こるまで続きそうです。
そして少なくともここ5,6年はこの流れは変わらないというのが私の見方です。
以上の理由で私は毎月の積立は米国インデックスで行っているのです。
♣将来流れが変わって米国→全世界に転換するには全部を売る必要はありません。その時点でのシェアに合わせて一部を上記のVEUに転換すればOKです。
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