こんにちは
凡人の私が書くシリーズです。
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私が過去にすべて実践できたわけではないですが現在最強と考えているものです。
さて前回までの結論を書くと
1回目・・・市場を正しく選ぶ→米国市場がベスト。
2回め・・・市場平均は必ず上回る→インデックスETF・投信を利用する
3回め・・・ドライに合理性を追及→配当の誘惑を断ち切って最大化を目指す。
そして4回めの今回は・・・売買でもうけない。利益確定をしない。です。
売買の回数が多いほど失敗が増える
素人投資家が売買をしてあとで満足することはまずないです。
1「売り」の目的は複数ある。
売買の中でも売りが思い通りにできる人はまれです。凡人では期待しないほうがいいです。難しい理由は売る目的が複数あり、それぞれにルールが必要だからです。
(1)ロスカット
リスクが限りなく増えることを避けるためにロスカットが推奨されます。
買値の8~10%を下回ると自動的に売却してくれる「逆指値」が設定できる場合もあります。現在はマネックスだけが対応しています。
→ロスカットをしない方法
個別株には特有のリスクがあるのでロスカットが必要ですがインデックスの場合はリスクが限定されるので不要です。(個人の考えによります、自分はそう考えます)
これによりロスカットの売りの手間はなくなります。
(2)将来の業績低迷、スキャンダルでの損失回避の売り。
業界でのシェアや立場を失った。競争に負けた。業績が低迷している。不正があった。・・・株式保有の理由が無くなったら売らねばなりません。
理由発覚の時に暴落しますが、あとから見ればその時がまだ株価は一番高いです。あとはジリジリと落ちていきます。
→インデックスではその必要がない。
(3)高値での利益確定の売り
株価が天井に達したら売って利益確定をする方法があります。
またこれから下落が予想される時は一旦売って利益を確定する方法があります。
特にバブル化している時は早く逃げたほうが得です。
♡しかしこれらのことがらをファンダメンタルズやチャートから気づくのは至難です。
代表的な方法としてPERから割高を判断する方法があります。しかし、以前の判断基準のPERが15が標準だとほとんどの場合は割高になってしまいます。現在もです。
ちなみに私の基準はS&Pの予想PERで17~20が適性価格です。週間エコノミストの最後の方にブルームバーグ発の数値が載っています。
RSI(14)が75や80を越えたら「買われすぎ」と判断する方法。
♧RSIは統計上、数学上の処理法で株式用に開発されたわけではないです。オシレーター系のテクニカル指標で参考にはなりますし多くの人が使っているので参加者の動向がわかりますが絶対ではありません。
→インデックスやVGTでは売らずに永久保有が有利と判断。なので売る必要なし。
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2 暴落前に売って逃げた方が得に見えるが
よくリーマン・ショック時の暴落が引き合いに出されます
①あのレベルはめったにない②数年で回復している。③その何倍もの「だまし」がある
のでそのままじっと保有がベストと判断しています。暴落時に買えればさらにベターですが、できたらラッキーくらいの感じで。
ここまでの結論と補足
1 S&Pインデックスならば売る必要性は無くせる。→失敗の機会がない。
2 補足 大幅に下落する理由
経済活動が続いていても「将来の見通しが悲観的」になると株価は必要以上に下落します。その波を上手にとらえて稼ぐ誘惑にかられますが実際は難しいです。
何度も空振りするし、市場から離れるとリターンを逃します。
また利益確定をしても税金を払って再度参入の必要があります。両方を的確にそして十分な量を確保できる確率はとても低いです。
→私はVOOとVGTは売らずにずっと保有します。
若い方への提言 個別株も取り入れる
対象がインデックスだけで売りもしないとずいぶん「退屈」です。
刺激がないしスキルも身につかないと考える人は多いと思います。
その場合は個別株を取り入れるのがいいと思います。
その場合でもインデックス系は50%は確保したいですね。
だから最強プランでは VOO:VGT:個別株=25:25:50になります。
通常プランではVOO:VGT:個別株=35:35:30でしょうか。
保守的なら40:40:20。
♡VGTはVOOでもOK
この場合の個別株はインデックスよりも有利であることが条件です。
具体的な話は次回です。
以上です。
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