こんにちは
リタイア後の投資は危険がいっぱい。
投資をしないままリタイアする方も多いです。
退職金が入り人生で一番キャッシュリッチな時期です。
その分一番投資の失敗や詐欺に会いやすいです。
後から後悔する割合も非常に高いです。
ちょうど私もこの世代で同じ立場にいますので自分への自戒も込めて注意点をまとめました
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1 増やすことを考えない。まず守り。
日本では預金に金利がつかないので外国の株や債券や外貨預金や外貨保険などの利回りを提示されるとつい「飛びついて痛い目にあう人」が後を絶ちません。
「少しでも増やそう」「儲けよう」という「前がかり」の姿勢や気持ちに付け込まれるのです。
金利がつかないのは日本円が安定通貨でデフレ傾向にあるからです。
減価の割合は年に1%ほど見ておけば十分です。
3千万だと1年で平均30万円の減価なので長期的には投資をした方が有利です。
とはいえ、あわてて投資すると年に10%以上の損をします。
インフレ率が高い国では通貨で保有するのは不利ですが日本ではさほど不利ではないです。じっくり腰を据えてしっかり学んで納得の投資をしましょう。
2 銀行離れするのが急務
ザックリ言って銀行で販売している、あるいは勧められる投資商品には客サイドに不利なものが多いです。最近ではインデックス型なども増えてきましたが玉石混交の中から優良なものを選ぶには相当の能力が必要です。
♡銀行で投資してはいけない理由
日銀の異次元の金融緩和で金利が低下して銀行は稼ぎを失っています。投信の販売は貴重な稼ぎの柱です。顧客の都合を考える余裕は今の銀行にはありません。全国の支店網と膨大な人件費がネックになっています。
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銀行販売の投信の不利な点
(1)投信の買付手数料が有料なものが多い。
ネット証券では買付手数料、解約手数料はゼロが当たり前です。
(2)年間管理費が1%を超えるものが多い。
インデックス投信では0.1%台です。1%を越えると長期ではリターンに影響します。1.5%なら10年では15%もかかります。しかも複利です。
米国での最安はS&Pインデックスの0.03%のVOOヴァンガードS&P500ETFです。
日本での最安はスリム先進国の0.105%です。
(3)系列の商品を推される
それぞれの金融グループの商品を推されることが多いですが客には有利ではないです。
(4)分配金、配当金が高いものが多い。
毎月分配型などが現在でもランキングの上位にいます。目先のお金が入るものは客サイドからみると合理的ではなく不利です。
リスクや不利を承知であえて使う方法もありますが初心者向けではないです。
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銀行販売の他の投資商品の問題点
(5)外貨建て保険は手数料が明記なし。7~8%もかかる。
なんと手数料がわからない商品も存在します。外貨建て保険です。苦情が相次いでいます。とにかく銀行に近づかなければ被害なしです。
(6)外貨定期預金も解約ができなくて不利。
利回りがトルコなど10%以上に釣られて定期預金すると2年とかは解約できません。その間に為替が半分になれば大損します。なによりストレスになります。
♡どの商品も上手に作られていて「問題点やリスク」を発見するのは容易ではないです。とにかく近づかないのが一番です。大手証券も同様です。
3 銀行マンは人当たりがよく口がうまい。
メガバンクは過去の長い間就職人気上位でした。厳しい競争を勝ち抜いてきた優秀な人材が揃っています。名門大学の出身でルックスも身だしなみもいい人が多いです。
自分は「営業トークには引っかからない」と思う人相手でも乗せる話術があります。だから近づかない作戦が一番なのです。
特に女性は「ルックス、イケメン」に弱いという国際的な統計があります。奥さん同伴だと余計に深みにはまるかもです。
4 取引はネット証券1択
シニアは「ハイテクは苦手」という人も多いです。だからなるべく操作がやさしいネット証券がいいです。
自分は楽天証券を使っていてオススメです。一番最初の画面に自分の保有額が出るし、保有商品の一覧も海外の株も含めて全部一気にわかります。他はSBIとマネックスに口座あり。
楽天証券の投信は全部で2670本、手数料無料のノーロード投信1351本積み立て792本と選択肢が銀行より桁違いに多いです。有力商品は網羅しています。SBI証券も同等。
スマホからも取引できます。
今回は以上です。
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