こんにちは。
前回の続きです。もう一つの大事なポイントは「買い増し」です。
資産を最大化するには「大きく伸びる株を長期に渡って保有する」のが一番効率的と言われています。
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- ポイント1 大幅上昇する銘柄を的確に当てることはできない。
- ポイント2 一気に買うことは難しい。
- ポイント3 日本では買い増しは「押し目買い」が推奨されている。
- 上昇時には「押し目は来ない」
- <買い増し法ルール>リスク重視 自分用です。
- この方法のいいところ
下はハイテク大手の過去10年の比較チャートです。
アマゾンで25倍、MAマスタカードで15倍、Vビザが10倍MSFT、GOOGLが7倍程度です。
この5銘柄に等分に投資していれば13倍の成果が上がっていました。
しかしそれは今だから言えることで当時はこの結果はわからなかったのです。
ではどうすればよかったのでしょうか?
ポイント1 大幅上昇する銘柄を的確に当てることはできない。
この5銘柄は結果で選んだだけで私が10年前にわかっていたわけではありません。
この5銘柄はだれでも知っているメジャーな銘柄です。
伸びそうな銘柄を大企業から10社選べば多くが選ばれることでしょう。
とはいえ、わからないところから投資するのは慎重に進める必要があります。
ポイント2 一気に買うことは難しい。
タイムマシンで戻れたらだれでもアマゾンへの一極集中投資します。(もっと伸びている会社もあるだろう)
しかしアマゾンは利益を出さない方針でしたからPERが高く買いにくかったです。
現実的には少し買って上昇に連れて「買い増し」していくのが最善です。
「買い増しテクニック」がとても重要になります。
ポイント3 日本では買い増しは「押し目買い」が推奨されている。
日本株はこの30年間低迷が続いています。その中で順調に上がり続ける銘柄が大型株ではありませんでした。だから成功例・実践者が少ないのです。
買い増しのテクニックも本に書かれているのは「押し目買い」です。
これは上昇トレンドにある株の「利益確定」などで少し下げたところを丹念に拾っていく手法です。
しかし順調に上昇する時は買い増しの機会を逃してしまいます。
上昇時には「押し目は来ない」
米国株・グロース株は2018年でも2019年の初めでも上昇時は押し目買いの機会はありませんでした。→押し目買いでは投資が不十分になる。
とはいえ、どんどんあがる株を買うのは難しいです。
自分なりのルールが必要です。「ウイリアムオニール」を参考にして作りました。
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<買い増し法ルール>リスク重視 自分用です。
底周辺ではまだどうなるかわかりません。だから1回めの買いは小さめになります。
◇条件
1 計算の便宜上1回めを100万とします。
2 短期のリスクは損切りラインの8%に設定。
3 リスクを増やさずに買い増しする。
1回め 100万円 リスク8万円
2回め 100万円 4%上昇時 リスク8万円 利益率2%
3回め 200万円 8%上昇時 リスク ?万円 利益率3%
さてここでリスクはいくらになっているでしょう?
はい答えは同じ8万円です。計算式はリスクが16万+4万=20万
含み益の12万円を引いて8万円。
4回目 200万円 12%上昇時 リスク ? 利益率4%
今度はどうでしょう? はいリスクが24万円で含み益は24万円。差し引き0円です。
同じように200万ずつ投資すると
10回めは 36%上昇時 含み益240万投資額合計1800万円利益率13%です。
◯利益率につれて損切りラインも引き上げもOK・・・ここらへんは個人次第。
◯5回め以降の金額は引き上げも可能。資金量と考え方しだい。
◯マネックス証券のトレールストップ注文で4%を指定すれば機械的に買うことが可能。90日間有効。他の証券会社は未設定。
この方法のいいところ
1 自然と成長株に資金が集まる。
2 考える必要がない。自動設定していれば特に。
♡昨年ハイテクで応用しましたが試行錯誤だったのでまだ不十分です。
その時の感想はADBEアドビの場合、新高値更新で買い増したがその後下落。相場の後半では「押し目買い」の方がいいことも多い→その後押し目買い。→成功。
両方の使い分けの判断が必要。
昨年のクリスマス以降の上昇を見ても上昇中に買い増しするのは難しい。はっきりした上昇相場と判断すれば使いたい。(その判断が難しいのだけど)→含み益の大きい銘柄の買い増しは足がかりがあるのでやりやすい。
以上です。
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