こんにちは。
ここまで来て皆様の中には「インデックスとかいいのはわかるけどもっとぱーとしたのないですか?」「グーと上がるとか、配当をどっさりもらえるとか、心ウキウキするようなやつ」
とお思いの方も多いと思います。
わかります。インデックスとか地味で退屈ですからね。
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ベースの部分をきちんとされたあとは自由に投資してリテラシーを高めるのは大いにやるべきと思います。
インデックス、ETFときましたから今度は「個別株」の番です。
具体的な銘柄の話題に入る前に確認しておきたいことが3つあるのです。
すみません、くどくて。しかしこれは私が長年誤解していたことなので皆さんには短期間にクリアして最短距離を行ってもらいたいと思うんです。
1つ目はこんなこと聞いたことありませんか?
「株は安く買って高く売る」それだけだ。
これについてどう思われますか?
確かに今年の1月はじめに買った10ドルの株を今日12ドルで売れば2ドルのもうけ。これには私もそのとおりだと思います。
では「安く買う」とはどういうことでしょうか?
理屈っぽくてスミマセン。
短期的には心理が悪化した時は少し前に比べて安くなります。
昨年末のクリスマスがそうです。
さすがにそこでは買えないでしょうが今年の1月7日に買うことはできました。私も観測用の投信を10本買いました。成績は【株価好調】今年からの投資で10%超えがゾロゾロ。日本株は出遅れ。 - チンギスハンのブログ
にあります。米株インデックスは10%を超えています。
短期的にはそうですが、短期のトレードをやる人ばかりではないです。
リタイアを目指しての投資は超長期になります。まあ途中で売るのは一向に構わないですが。
株価はepsで変化する。
PER15の適正水準で10ドルで買いました。
9年後に株価が2倍になりました。売るべきでしょうか?
どう思われますか?
上の論理で言うと見事に「安く買って高く売ることになります」
早く売って現金化するのが正解です。
9年前の会社とは別の会社になっている。
これが「金」なんかだったらそう言えると思います。
しかし会社は生きています。
9年前の会社とは別物です。
だから現在の指標で高いか安いかを判断するべきです。
この会社のEPSが対前年度比で8%の上昇をしていたなら掛ける72の法則でPERも以前と同じ15の適正水準です。売る必要はありません。今までうまく行った株はこれからもうまくいく可能性は高いです。
♠複利で利率と年数をかけて72になると2倍になります。ただし大まかにです。
この場合は利率の8%×9年=72になります。
新規の株を探すならこの株よりも有利なものにするべきです。
税金もかかりますし。
特に有利でなければそのまま保有がベストの選択です。
この格言は長く低迷する日本市場に慣れた人の言葉だと思っています。
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今だに日経平均はバブルの水準の6割程度です。
上昇と下落を繰り返す市場では上がった時に売って利益を確保する必要があります。
一方上昇するのが通常の米国市場では対応は異なります。
下は手堅い人気銘柄のJNJの長期チャートです。
過去の株価は30年前が5.4ドル20年前が44ドル10年前が70.4ドル、現在が135ドルです。(グーグルファイナンスより)
今から投資する場合は30年以上の方も多いでしょう。JNJはインデックスに近いです。
さて30年前の5ドルは現在から見れば安いですが当時は適正だったのでしょう。
現在は25倍以上に伸びています。(さらに2.5%ほどの配当もある)
異常な高値の場合は売るのも大切と思いますが(自分的にはS&PでPER20を超える場合)過去の自分の買値と比べるのは間違っています。じっと保有して伸ばせるだけ伸ばすべきです。
今日の結論は
割安、割高は過去の株価と比べても意味がない。
とはいえ誰しも気になりますが。
今回は以上です。
ユーチューブ 今回の内容の動画https://youtu.be/NmIkqzEI8CY
でご覧いただけます。
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