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こんにちは、どうもです。新しく書き直しているシリーズです。
投資にはいろんなスタイルがあります。
それぞれ長所、短所がありこれがいいという絶対的なものはありません。
また当ブログがあなたの投資スタイルに干渉することもありません。
しかし、目的を限定すれば必然的に決まるものもあります。
それが「リタイアへの最低限の資産の確保」です。ベースの部分です。
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これからリタイアを迎えられる方の85%がリタイア後のお金に不安を持っています。
この解消がまず第一です。
リタイア時の必要な資産については個人差が大きく難しいですがこの表を参考にしてください。
上段が年に100万ずつ積立投資した時の合計額です。
50年で6%では2.9億円になります。
下段は月に3万円づつ積立投資した時の合計額です。50年では1億ほどになります。
年数 | 6% | 5% | 4% |
1 | 100 | 100 | 100 |
10 | 1318 | 1257 | 1200 |
474 | 453 | 432 | |
15 | 2327 | 2157 | 2002 |
838 | 777 | 721 | |
20 | 3678 | 3306 | 2977 |
1324 | 1190 | 1072 | |
25 | 5486 | 4773 | 4164 |
1975 | 1718 | 1499 | |
30 | 7906 | 6644 | 5608 |
2846 | 2392 | 2019 | |
35 | 11143 | 9032 | 7364 |
4011 | 3252 | 2651 | |
40 | 15476 | 12081 | 9501 |
5571 | 4349 | 3420 | |
45 | 21275 | 15971 | 12101 |
7659 | 5750 | 4356 | |
50 | 29034 | 20936 | 15265 |
10452 | 7537 | 5495 |
(1)利回りは株式投資の場合です。米S&Pのリターンは過去50年で年9.73%30年で年9.89%過去20年で年7.94%過去10年で年6.98%です。
ただし今後は低金利が予想されるので保守的にみて5~6%と見るのが現実的と思います。
♠世界的にインフレが進むとリターンが影響を受けます。しかし株式は現金よりは格段にインフレへの抵抗力があります。また日本だけのインフレの場合は問題ないです。
(2)年数はリタイア時とは限りません。リタイア時はキャシュリッチなのでその後を5年後とかをターゲットにしてもいいです。退職金で投資を継続できます。
(3)年金を75歳まで先送りした時の年金額で考えるとわかりやすいと思います。
65歳で18万なら75歳では36万ほど。
75歳時の必要額=75歳以降の年金では不足する額+リスクに備えての資産額
あまり余裕をもたせる必要はないです。(理由は後で)
(4)例えば40歳の方は75までは35年ありますので5%でみて3200万、6%なら4000万ほどになります。だから月に3万の積立で十分作れます。
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ベースの部分は確実に手堅く運用しよう。
手堅くといっても預貯金や債券では増えていきませんから「株式で手堅く」です。
対象は「全世界株式」が最適でしょう。先進国でも90%をカバーしていますが長期的には新興国も伸びる可能性があります。中国、インドなどです。
手段は日本円建ての投信がいいと思います。①スリム全世界②楽天全世界が現在のところワン・ツーです。
積立ニーサの枠が年40万ありますので、月に3万ずつならぴったりです。
正確には33333円ですが。積立ニーサは現在20年の仕組みですが延長される可能性も高いです。
♡ここに挙げた例はあくまで例です。自分なりにアレンジしてください。
またこれ以上の投資ができる方もベースの部分は最小限でいいと思います。後で自分好みの投資ができますから。
年齢の高い方、リタイアまでの年月が少ない方は、可能ならば月額を増やして対応しましょう。でも無理をする必要はないです。理由は見積もり自体が大まかなものだからです。実際にはそこまで必要ないケースが多いと思います。
ベースの資産をつくる意義
1 多くの方が抱える不安がなくなる。→ストレスが無くなると健康にいい。精神的な余裕も生まれる。
2 お金がたまりだすと無駄使いをしなくなる。
3 大きな含み益ができるので株価の変動を気にしなくてすむ。
4 ベース以外の資産づくりの指標となる。→次回。
今回はベースになる資産づくりでした。
この記事についてのyoutubeは下から御覧ください。
2019 02 20 20 58 08 845 - YouTube
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