こんにちは、どうもです。
リタイア後の収入に対する考え方は投資を左右します。
大きく分けて
1 できるだけたくさんの収入を確保したい派
2 必要最小限でいい派
に分かれます。
自分は必要最小限でいいと考えて実践しています。そこで今回はそう考える人達(自分も)の考えと理由を書きます。
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収入も支出もさまざまで個人事情が大きい
1 年金はもらう時期が調節できる
75歳までのいつでも年金をもらい始める時期が決められるようになります。
特に必要でなければ先延ばしが有利だと考えます。その理由は
リタイア時は退職金やイデコの受け取りなどまとまった収入が入るからです。
よほどの好機なら別ですが、通常はそれらをすぐに全部投資するのは分散にならないので少しずつ投資することになると手元に現金がだぶつきます。
年金を先送りすると月に0.7%ずつ受け取りが増えます。
寿命はわからないので有利、不利は一概に言えませんが、年金額を増やす方法としては安全で優れていると思います。
注意 一度受け取りを決めると変更はできないので受け取りは慎重に!書類の受け取るに丸をつけるだけです。
現在は先伸ばしする人は1%しかいませんが今後増えてくると思います。
2 イデコの受け取りは一時金と年金が選択できる。
税制と関係するのでその時点で税務署や税理士に相談なさってください。
ここまでのまとめ
退職時にはキャッシュリッチである。ローンの支払などがなければ当面の暮らしには困らないので年金受給の先延ばしは有力な選択肢。
年金の先延ばしすると70歳で1.4倍、75歳では2倍になる。
♡年金額自体も受け取る時期によって額が変化します。65歳時点で15万なら生活費には不足しても75歳の30万なら十分足りる場合も考えられる。
支出も事前には計算しづらい
家賃や光熱費など比較的計算しやすいものもあります。
リタイア後はライフスタイルが大きく変わるので生活費も大きく変わります。
つまり少なくて済みます。
仕事のための出費や時間を節約する必要がないからです。
だから前もって計算する時は「クッション」はあまり多く見積もる必要はないと思います。
住居と自動車の出費が大きなポイント。
住居が持ち家か賃貸か、都市か地方かは大きいです。
自動車がなくて済む範囲での都市の郊外が一番安いと思います。
自分のライフスタイルとコスパを考えて時間をかけて計画を練られたらいいと思います。
ここまでのまとめ
♡不確定要素が多いので先立って考えておくのは住居の問題だけでいいと思います。
余分な収入確保は要らない派の言い分
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1 収入も支出も不確定要素が多いので前もって収入を増やしておくのは無駄につながる。
2 リタイア後しばらくは現金が多い状態になる。投資するのに時間を分散すると資金が遊ぶことになる。その時にさらに収入は必要ない。
♡年金を先延ばししても数年、5年位は生活費は手持ちのお金で足りると感じる。合理的にはそれらを先に使うほうが効率がいい。
筆者の考え
手元にできるだけ多くの現金を置いておきたいという現金信仰がある。
現金の魅力から距離を置けるなら、手元の現金は減っても投資資産や年金資産は先延ばしにして大きく増やしたほうが有利。
リタイア時の現金が多いのはそうでなくても問題だ。
リタイアした人が退職金などの現金が多い時期をねらって銀行や証券会社が営業攻勢をかけて、その結果「手数料が高く」「ハイリスクな投信」を「大量に」購入するケースが相次いでいます。
あなたはそんな商品は購入されないでしょうが、それでも一気に投資はされないでしょう。
リタイアした後は現金の効率の良い運用に悩む時期なのです。
リタイア後にすぐにお金に困るようなイメージはマスコミがつけたものに過ぎません。
家賃収入や配当収入があればその管理や申告が必要です。
歳をとると面倒なことが億劫になります。自分はそのタイプ。
しかし全く気にならないこまめなタイプもいます。
性格によります。
リタイア後は精神的なストレスなしに暮らしたいと考えると収入の魅力を手放してもシンプルな方を選びたいです。
以上、余分な収入は必要ないと考える派(自分)の考えでした。ご参考にください。
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