こんにちはどうもです。
投資信託の本なんか見ていると「株と債券のバランスを取りましょう」とか書いてあります。
リタイアに向けて資金を準備するとしたら「債券は何%いれればいいのか考えます」
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結論からいうと何%でもいい、入れなくてもいいと思います。
その理由は債券は
「減らない預金のようなもの」
です。現金は少しずつ目減りします。貨幣価値がインフレの分だけ下がるからです。
預金も金利がつかない日本では目減りします。
その点、債券はだいたいインフレ分より少し多いくらいの金利が付きます。
だから大きく増やすには向いていません。
しかし株価と逆の動きをすることが多いので、株価の下落時でも大きく値下がりしません。
<国内型>ほとんど値動きがない。為替の影響はない。現預金とほぼ同じ。
下は手数料が安いニッセイの国内債券投信。
4年で4.5%の上昇です。年間報酬は以下です。
日本債券 | 年報酬 | 実質 | 純資産 |
eMaxisSlim | 0.139 | 0.141 | 20.82 |
ニッセイ | 0.139 | 0.142 | 65.47 |
たわら | 0.14 | 0.142 | 65.97 |
年1%なら銀行預金よりは有利です。
<先進国債券投信>
◯為替の影響を受ける。円安時は有利、円高時は不利。下はeMAXIS先進国債券
民主党時代の円高から安倍政権になっての円安で大きく値上がりしています。
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ここまでをまとめると
債券投信を組み込むメリットは
◯国内債券は現預金より有利。
◯先進国債券は為替の影響が大きい。どれだけ有利かはなんとも言えない。
筆者の見方
株式が企業の成長を取り込むのに対して債券は金利によってインフレを相殺する。
→リタイアに向けての資産づくりに必須とは言えない。
債券を組み入れたほうがいいと思われる方。
1 途中で現金化する可能性がある方。
株式ばかりだと現金化する時に相場が下落していると困ります。
不況時には日本債券は下落しないので現金化には適しています。
は先進国債券の保有が適しています。ただし為替の影響は受けます。
3 資金に余裕があって株式偏重が嫌な方。
債券の割合を増やしてもリタイア時の資産が作れる人は債券組み込みができます。
債券投信は単品がいい
と思います。
株式と一緒に入っているバランス型は中身の調整ができません。バランス型のメリット一緒に入っていないので価格の動きが激しくない点だけです。
別々に保有してもコストはかわらない(むしろ下がる)ので別々保有をお薦めします。
リーマン移行債券投資は不利な立場に置かれている
私が債券投資に消極的なのは近年の債券が不利な立場だと思うからです。
リーマンショック以降各国当局の大幅な緩和政策で金利は極限まで低下しています。日本では10年国債の金利が0%近辺です。
米国は金利上げをしましたが以前の5%にはとても戻れないと予想しています。
今後景気後退があればまた各国の緩和競争が始まるでしょう。
その時は債券価格は一時的に上昇しますが高止まりの状態は健全ではないと感じます。
予想PERの株式の方が価格の上下はあるけどより健全な状態だと思うのです。
以上です
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