こんにちは、どうもです。
投信なんかで債券が半分入っています。なんて書いてあります。
実は自分は債券が有利だとは思えないんです。
でも知っておく必要もあると思い調べました。
代表的な債券は国債ですね。
10年国債の金利を=長期金利といいますね。日本は0.005%
米国は1年が2.57%で2年が2.58%、5年が2.56%で10年が2.72%です。1/25
あらら、長いほうが高いはずなのに5年が1年と2年を下回る逆転現象が起きています。「逆イールド」というそうです。景気後退の前触れになることが多いそうです。
2年と10年で見るのが一般的です。それで見るとまだセーフ。
ところで債券の利回りが低下すると債券は値上がり、それとも値下がり?
はい答えは値上がりですね。ややこしいです。みんなが買うと債券そのものは値上がりして金利は低下します。
アメリカ人だったら債券は必要だと思う
ドルで暮らしていると円よりもインフレ率が高いですからそのままドルを保有するのは不利です。株か債券かの2者択一です。
2018年のインフレ率は米国が2.40%日本が1.20%です。日本は1%を切ることが多いです。
米国の場合はだいたい1年国債と同レベルです。
日銀がじゃんじゃん買うからです。
個人向け国債は税引き後で0.04%です。あまりメリットは感じません。
100万円で1年間に400円もらえる計算です。
米国の場合は意味があります。
じゃあ早速米国の債券を買おう。というのはちょっと待ったです。
ドル円の為替変動があります。税引き後2%得しても2円円高になれば吹っ飛びます。
どうもしばらくは円高に向かいそうです。米国の利上げがストップしそうだからです。
米国の債券ETF ヴァンガード中心
チッカー | 2019,1,25 | 平均残存 | 年経費 | 利率 | YTD | |
ドルMMF | 1.8 | |||||
VGSH | 短期政府債券 | 米国債 | 1.9年 | 0.07% | 1.8 | 0.36 |
BSV | 短期債券 | 政府機関64% | 2.7年 | 0.07% | 1.99 | 2.03 |
VCSH | 短期社債 | 適格社債 | 2.8年 | 0.07% | 2.65 | 5.59 |
VGIT | 中期政府債券 | 米国債 | 5.1年 | 0.07% | 2.05 | 3.02 |
BND | 中期債券 | 政府42% | 6.1年 | 0.05% | 2.79 | 4.26 |
AGG | 中期債券 | 5.8年 | 0.05% | 2.72 | 4.2 | |
VCIT | 中期社債 | 適格債 | 6.3年 | 0.07% | 3.62 | 11.37 |
VGLT | 長期政府債券 | 米国債 | 17.0年 | 0.07% | 2.72 | 5.56 |
BLV | 長期債券 | 政府債42% | 14.9年 | 0.07% | 3.92 | 9.68 |
VCLT | 長期社債 | 適格債券 | 13.7年 | 0.07% | 4.56 | 12.7 |
表の見方 YTDはこの一年間の上昇率。%
上から短期、中期、長期です。
安全度が高いほど利率が低くなっています。金利が高いのにはわけがあるわけですね。
BNDとAGGが債券の中心的存在でライバルです。AGGはブラックロック。
♡あんまり美味しい感じはしないです。
債券のデメリット 債券価格が高すぎる・・・利率が低い
理由・・・機関投資家が買うからです。
(1)彼らは客から預かったお金を運用しないといけないので買う。
(2)各国の金融緩和でお金があふれているから。日本は代表的です。
米国以外の先進国、新興国、格付けの低い債券を見てみます。
チッカー | 2019,1,25 | 中身 | 平均残存 | 年経費 | 利率 | YTD |
VNDX | 米以外先進国、米ドル | 7.9年 | 0.11% | 3.02 | ||
VWOB | 米ドル建新興国国債 | 6.3年 | 0.32% | 4.54 | ||
HYG | ハイイールド | BB46%B40% | 3.7年 | 0.49% | 5.56 | 11.91 |
JNK | ハイイールド | BB42%B42% | 4.0年 | 0.40% | 5.91 | 3.71 |
下の2つは不適格社債、いわゆるジャンク債と言われるものです。
新興国でも結構な値段しますね。
またYTDを見ると値動きもかなりあります。この1年は値上がりしています。これをみるとたしかに株と逆の動きをしています。高配当株と似ています。
メリット・・・株式と違う動きをする。株が安い時に値上がりする。
使い方
株と債券を両方保有しておけば現金にする必要があった場合便利。
株式が下落時なら債券を売ればよい。
→そのためには投信は債券単品の方がベター。関連記事
株式とセットになっていると全部売るしかない。選択の余地がない。
株と債券の割合を自分で調節できる。
おすすめの債券投信
先進国債券 | 年報酬 | 実質 | 純資産 |
たわら | 0.17 | 0.183 | 56.29 |
eMaxisSlim | 0.17 | 0.189 | 28.32 |
ニッセイ | 0.17 | 0.221 | 98.19 |
♡債券投信をどう使うかは個人の好みだと思います。リタイアまでにお金を引き出す必要がなければ株式中心で構わないと思います。債券の割合を増やしたければリタイア後に増やせばいいから。
以上です。長い文をお付き合いいただきありがとうございました。
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