【資産運用第6回】有利な制度を利用しよう。今回はイデコです。
ご存知でない方のために簡単に
イデコとは
1 2017年1月に始まった制度で現在100万人以上が利用している。
2 投資を国が後押ししていて税金面で優遇しているので使わないと損
3 立場によって年間掛け金の上限が違う
A 自営業者、フリーランス・・・年間81万6千円 月額積立なら68000円
B 普通の会社、主婦・・・年間27万6千円 月額積立なら 23000円
C 公務員、企業年金がある会社員・・・14万4千円 月額積立は12000円
毎月の積立は5000円から。
『うれしい税金の3大メリット』
1番め・・・掛け金は所得から引き算→所得税が安くなる。
2番め・・・運用で出た利益には税金はかからない。
3番め・・・受け取り金にも控除がある。(収入から引くという意味)
♡税金がかからないのは純粋にメリット。枠をフルに使おう。
♠注意 年末調整で送られてくる払込証明書を提出すること。
自営業者の場合は確定申告すること。
これで税金が還付される。
『デメリット』も知っておこう。
1 60歳まで引き出せない。将来65歳までになる可能性あり。それはそれでOK
2 途中で解約できない。
3 投資先によっては元本より下がる可能性がある。
♡大したデメリットではない。元本割れのリスクはどんな投資商品にもある。
<具体的な投資商品選び>資産最大化を目指すなら世界対象株式投信一択。
1 株式投信一択なこと
各国とも会社の利益は常に金利を上回ります。その会社に投資する株式は金利を上回ります。だから金利に準じた債券よりも株式です。
2 世界全域に投資すべきなこと。
現在調子がいいからといっても将来はわかりません。途中で商品を動かすこともできなくはないけどなるべくなら動かさないほうが簡便です。
3 年間経費が安いもの
長年の投資に渡りますので安いほうが有利です。
4 具体的な例では
手数料が安いうちの一つeMAXISSlimのラインアップを使えば(手数料は2019年1月現在HPなどから実質はダイアモンド2018年11月号より)
eMaxisSlim | 年報酬 | 実質 | 割合 |
全世界 | 0.142 | 0.214 | 100% |
先進国 | 0.109 | 0.164 | 80% |
新興国株式 | 0.189 | 0.335 | 10% |
日本TOPIX | 0.159 | 0.164 | 10% |
組み合わせ | 0.122 | 0.181 |
全世界一つで済ませると簡便です。
組み合わせると若干手数料は安くなります。ただし計算が少し複雑になります。
受け取りは一時払いと年金払いの2種類
60歳から70歳までに自分の希望する年に受け取れます。受け取り方は次の3通り
A 一時金として受け取る
退職金と同じ扱いになります。税金の計算は加入期間。
B 年金として受け取る
64歳までは年70万円の年金控除があります。65歳からは年120万円の控除。
C 一時金と年金の併用。
♠受け取り開始年齢が65歳までに繰り下げになる可能性もあるそうです。
しかしこれは歓迎です。なぜなら運用期間が長くなるからです。有利な選択をしていればそのまま置いておくのが正解です。
♡受け取り方については個人差がありますのでケースバイケースです。
しかし公的年金もそうですが有利な運用なのでなるべく先延ばしするのが後悔がないです。公的年金は1月で0.7%ずつ受け取りが増えます。5年では40%も増えます。
リタイアの時期にもよりますがあなたの時代は70歳まで働いている人も多いでしょう。暮らしに困らない限り先延ばしして資産の最大化に努めましょう。
年金やイデコも資産の一つです。
受け取っても同じ投資先に投資する可能性が高いですから。
最後に
提唱しているインデックス投信のドルコスト法が自然にできる仕組みです。
こんな有利な制度を利用できるあなたが羨ましいです。昔はなかったですから。
しかしいくら制度が整っていても、有利であっても使わない人は大勢います。
どうぞ自信を持ってフル活用して資産最大化に利用してください。
それでは
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