【資産運用第1回】資産運用の目的を明確にする。
目標を決めずに投資を始めるとどの方法がいいのかわからなくなってしまいます。
それぞれが魅力的に見えるからです。
はじめに自分の目的をはっきりさせて方針を決めるとスッキリします。
今回は目的について考えます。
大きく2つに分かれる
1 リタイア後の収入を確保する。
2 将来のインフレリスクに備える。
どちらを主な目的にするかで今後の資産運用・投資の方針が決まります。
リタイア後のお金が足らなければ収入を目的にすることになる
1 いくら必要かが正確に把握できない。
収入の方は比較的はっきりしています。年金とそれ以外です。
問題は支出が現役時代よりいくら少なくなるかがはっきりとわからないことです。
雑誌や本にいろいろな数字が出ていますが住む地域や家族構成が違えばあまり参考になりません。
そして結論からいえば「いくらかかるか」を決めるのはあなた自身なのです。
考え方、暮らし方、工夫の仕方によって天と地ほどの開きが出ます。
だから漠然と「いくら掛かるんだろう?」と言われても答えは出ないわけです。
リタイアを機にガラリと生活を変えてシンプルな暮らしにすれば驚くほど費用は少なくなります。
逆に現役時代と同じ暮らし方をすれば費用もほぼ変わらないことになります。
おすすめはリタイアを機に新しく生活を作っていくスタイルです。私はそうしています。
2 わからないので現在を基準としてしまう。
そうすると当然ながら給与収入が減るので不足が生じます。
それで「収入を確保しなきゃあ」となるのです。ほとんどの方がそう思います。私もそう思いました。
しかし実際にリタイアしてシンプルなスタイルの生活をおくるうちに「費用はずいぶん少なくて大丈夫」「年金の範囲で暮らせる」ことに気がついたのです。リタイア後の半年くらいでわかりました。
そこでリタイアしたときの収入用として準備していた高配当株などの投資は不必要と考えて売却しました。
回り道でしたがわからなかったので仕方ありません。
これをご覧の方は最短距離を進んでほしいです。
♡ギリギリはいやなのでどうしてもかなりの余裕を見込んで必要な収入額を設定しがちです。しかし私はギリギリでいいと思っています。その方が節約の意識と工夫の努力をするからです。余裕があるとその努力を怠りがちです。
→どうしても不足がある場合は投資での収入を目指すことになります。
リタイア後の生活がなんとかなる場合は資産の最大化を目指す。
当面の生活が年金その他でまかなえるなら投資・資産運用は純粋に「最大化」を目指すことになります。
これが可能ならば上記よりシンプルな方法で済みます。
♡可能ならこれがオススメです。余裕をもって資産有用ができるからです。
この場合の目的は将来の日本のインフレリスクに備えるのが主目的になります。
将来のことはわからないとはいえ、人口減少、借金増大、少子高齢化の進行が進む日本は将来インフレが進む可能性が高いです。
インフレ下では金や不動産、そして株式などの資産は現金に対して値上がりします。混乱する社会の中であなたとあなたの家族の生活を守ることができます。
現在でも高インフレの国々ではリタイアした年金生活者の暮らしは悲惨な状態です。
目的が決まると投資方法も決まる。
1 収入目的→配当、家賃を目的とした投資。
高配当株戦略への記事はこちらを御覧ください。
高配当株投資を成功させるためのポイントと注意点は?難易度高く要注意。
2 資産最大化→方法の制約はない。
むしろ配当等の収入はリタイア後は不利に働く場合もあるのでないほうが理想です。必要なら売って現金化したほうが税金対策上は有利です。
私は資産最大化戦略として「インデックス投資法」を推しています。
安全で下落に強くかつ成績もいいからです。
これを基本に投資を進めると楽に資産を最大化させることができます。
暴落時などは他の方法も一部取り入れれば効果がさらに増します。
メリット
1 人を選ばない。
2 リタイア時とかの時期によって投資法を変える必要がない。
3 特別な能力を必要としない。
4 下落に強い。
5 税金等の手続きがいらない。
などです。
詳しくは別の記事で。お読みくださりありがとうございました。
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